- はちみつのカロリーは100gあたり303kcal
- はちみつ大さじ1杯は砂糖3杯分の甘さがある
- それなのに虫歯になりにくく体内にも蓄積しにくいためダイエット中のエネルギー補給におすすめです
はちみつにはビタミンやミネラルなどの栄養素が豊富に含まれ、殺菌作用や整腸作用などの効能があることで知られています。
また、甘味料としてはちみつを砂糖の代わりに使う人も増えてきています。
今日ははちみつのカロリーや砂糖との違いについてお話します。
目次
はちみつのカロリー
はちみつのカロリーはどれくらいでしょうか?
文部科学省の食品成分データベース(https://fooddb.mext.go.jp/)によると、はちみつのカロリーは100gあたり303kcalとなっています。
比較するために砂糖類のカロリーを調べてみると、
上白糖・・・384kcal
グラニュー糖・・・387kcal
コーヒーシュガー・・・387kcal
※100gあたりの数値
はちみつは砂糖と比較すると低カロリーであることが分かります。
このことからはちみつを砂糖の代用品として使用する人が多いのです。
はちみつ大さじ1杯の甘さは砂糖大さじ3杯分!?
はちみつは砂糖のように料理で使われる事も多いです。
同じ甘味を出すには砂糖の1/3の容量(重さではない)で良いのです。
つまり、はちみつ大さじ1杯の甘みは砂糖大さじ3杯に相当するのです。
はちみつは砂糖の1.3倍の甘味度があります。
ここで料理の際に砂糖を蜂蜜に置き換える時の計算式を紹介します。
例えばレシピで砂糖100gと書いてある場合、はちみつに換算すると、
砂糖100g ÷ 1.3 =76.9g
つまり約77gになります。
この計算方法は料理で砂糖の代わりにはちみつを使う時に便利なのでぜひ覚えておいてください。
糖質の違い
砂糖とはちみつには糖質に違いがあります。
砂糖は二糖類の「ショ糖」からなり、はちみつは「果糖」と「ブドウ糖」が主成分となっています。
砂糖に含まれる「ショ糖」は虫歯の原因となりますが、はちみつには「ショ糖」が数%しか含まれていないため、虫歯になりにくいとされています。
また、はちみつには殺菌・抗菌作用があるため、虫歯予防にも効果があります。
はちみつに含まれる「ブドウ糖」はエネルギーに変換されやすく、体内にも蓄積しにくいため、疲労回復に効果があります。
そして、はちみつの「麦芽糖」や「オリゴ糖」は人間の腸に存在する腸内細菌のエサとなり、善玉菌を増殖させる効果があり、整腸作用が働きます。
ヨーグルトに含まれる乳酸菌やビフィズス菌との相性も良く、合わせて食べることで腸内環境の改善に繋がります。
甘味の違い
はちみつは砂糖にはない独特の風味や味があります。
「果糖」は砂糖よりも甘く、そしてコクがあります。
「麦芽糖」にはうま味があると言われています。
これらの特徴を活かして、紅茶に入れたり、お菓子や料理に使われたりしています。
砂糖をはちみつに変えるだけで、いつもと違った味を楽しむことができるので是非試してみてください。
ダイエットに効果的
はちみつはダイエットに非常に効果的です。
ダイエットは様々方法がありますが、食事制限をしていると糖分が不足してしまいます。
糖分不足になると、成長ホルモンの低下やイライラしたり一気食いをしてしまうことがあります。
そんなときにはちみつを適度に摂取することで、糖分不足による症状を抑えることができます。
さらに、砂糖などの糖分が入ったお菓子を少し食べるより、少量のはちみつで砂糖等と同等のエネルギーを摂取することができるので、ダイエットの継続に効果があります。
また、はちみつはGI値が甘味料の中でも低く脂肪が付きにくい効果もあるので、ダイエットをしていなくても、日常に取り入れることで身体に良い効果を得ることができます。
まとめ
はちみつのカロリーは100gあたり303kcalで、砂糖よりも低カロリーです。
また、はちみつは砂糖の1.3倍の甘味があり、同じ甘味を出すには砂糖の1/3の容量で良いことが分かりました。
普段の料理にも砂糖の代用品として、はちみつを積極的に取り入れてみましょう。