- はちみつは喉に付着したウイルスや細菌を殺菌・抗菌する作用があります
- 風邪のひき始めには市販の医薬品よりもはちみつのほうが効果があると科学的に証明されています
- はちみつはそのまま食べるかぬるま湯に溶かして飲むことをおすすめします
はちみつには喉の痛みや風邪を引いた際の咳止めに効果があることはご存知でしょうか。
そんな喉に効くはちみつの効果をご紹介します。
目次
はちみつの効果
殺菌・抗菌効果
はちみつには殺菌効果があり、病原菌を殺菌し増殖を抑える効果があります。
特に高い殺菌・抗菌力として注目されているマヌカハニーには、インフルエンザなどのウイルスに対して活性が強く、風邪のひき始めや感染時に摂取すると効果があります。
小児用の咳止めシロップと同じような効果があり、風邪を引いたときに飲むと良いとされています。
はちみつは薬ではなく、食品なので副作用の心配はありません。
粘膜保護効果
はちみつの適度な粘度により、喉を乾燥から守ります。
咳が続くと、喉に炎症を起こし痛みが生じます。
そのようなときに、はちみつの喉の粘膜を保護する効果が役立ちます。
はちみつの適度な粘度により、喉に付着し乾燥から保護し、さらに付着した細菌も殺菌してくれます。
はちみつの持つ殺菌効果との相乗効果により、喉を効果的に保護することができます。
疲労回復効果
寝る1時間前にはちみつを飲むことで、就寝中に分泌される成長ホルモンを活発にし、疲労回復を促進してくれます。
はちみつには果糖とブドウ糖が含まれており、吸収されてからエネルギーに変換されやすいものです。
体調が良くないときにははちみつを食べて、効率よくエネルギーを補給しましょう。
この効果を活かせば、ダイエットにも役立ちます。
喉にやさしいはちみつの飲み方
ここでは効果的なはちみつの飲み方をご紹介します。
常温またはぬるま湯で飲む
はちみつを常温の水やぬるま湯で割ると、喉を傷めずに飲むことができます。
極端に冷やした水や、沸騰したお湯で割ると、喉に刺激を与えてしまうため、効果が薄くなってしまいます。
また、はちみつの栄養素は熱に弱いため、高温のお湯や熱いものと混ぜるのはおすすめしません。
レモンや生姜などを加えてアレンジしてみても、より一層効果を高めることが出来ます。
はちみつ大根
意外な組み合わせかもしれませんが、はちみつと大根を合わせるだけではちみつの効果をさらに高めることができます。
作り方は2~3mmの拍子木切りにした大根をはちみつと一緒に容器に入れ、半日ほど寝かせば完成です。
はちみつは大根の2/3ほど浸る量で十分です。
大根は苦味の原因になるので、保存する場合は取り除いておいてください。
大根を取り出す場合は、なるべく木製などの金属以外のスプーンや箸を使いましょう。
金属製のものではちみつに触れると、はちみつの品質を落としてしまうことがあるので注意が必要です。
まとめ
いかがでしたか?
風邪のひき始めや喉に痛みがあるときは、はちみつを試してみてください。
普段からはちみつを飲む習慣をつけることでも、抗菌作用により風邪をひきにくくなります。
はちみつ大根は自宅で簡単にできるので、是非お試しください。