- はちみつは肉料理を美味しく仕上げてくれる
- はちみつとレモンは相性が良い
- 鶏肉を焼いてはちみつレモンソースをからめるだけで美味しく仕上がる
今日は、鶏もも肉のはちみつレモンソースの作り方を説明します。
鶏もも肉を焼いてはちみつレモンソースをからめるだけで、想像以上に簡単に美味しく作れます。
はちみつの深みのある味わいが、淡白な鶏肉の美味しさを引き出してくれる一品です。
目次
鶏もも肉のはちみつレモンソースの作り方
それでは作ってみましょう。
用意する材料
オリーブオイル | 大さじ1杯半 |
鶏もも肉 | 8切れ(一切れあたり85g) |
塩 | 小さじ¾ |
黒こしょう | 小さじ¼ |
エシャロット(玉ねぎで代用可) | 1/4カップ(スライスする) |
水 | 大さじ2 |
レモン汁 | 大さじ1 |
はちみつ(みつばちマーヤ 岐阜市の生はちみつ) | 大さじ1 |
新鮮なオレガノ | 大さじ1(きざむ) |
レシピ
- フライパンを強めの中火で熱して、オリーブオイルをひきます
- 油を広げて塩こしょうを振り、鶏もも肉をいれます
- 鶏もも肉がキツネ色に柔らかくなるまで表と裏を4~5分、よく焼きます
- 鶏もも肉を一度お皿に移します
- フライパンにエシャロットを入れて火加減を中火にし、2分火を通します
- さらに水、レモン汁、はちみつを加え、ひと煮立ちさせます
- そこに鶏もも肉を戻してレモンソースをからめます
- 最後にオレガノを散らします(お好みで野菜のソテーを添えても良いでしょう)
はちみつが肉料理によく合う理由
肉料理を作る時にはちみつを加えるメリットについてお話します。
はちみつでお肉を柔らかく
肉を焼くと硬くなることがありますが、それは肉に含まれているタンパク質が熱を加えることで変性してしまうことが原因です。
生の状態では柔らかいのに焼くと硬くなってしまう肉には、はちみつを使うと効果的です。
はちみつで漬け込んだり肉の表面に塗ったりすることで、はちみつに含まれるブドウ糖や果糖が中まで入り込み、タンパク質が変性して硬くなるのを防ぐ効果があります。
鶏むね肉などのぱさつきがちなお肉料理には、しっとりと仕上げてくれます。
また、はちみつを使うことで照りも出ますし、砂糖と比べて低カロリーというメリットもあります。
はちみつできれいな焼色に
料理に焼き色が付くことをメイラード反応と呼びます。
メイラード反応は「アミノ酸と還元糖が出発点」となっており、蜂蜜に含まれる反応性の還元糖にはメイラード反応(褐変反応)を促進させる働きがあるのです。
例えば豚肉などはよい例で、豚肉には牛肉や鶏肉に比べて「焼き色がつきにくい」という特徴がありますが、蜂蜜を使うことで焼き色がつきやすくなります。
これは、はちみつが豚肉の「アミノ酸や還元糖が少ない」という特徴をカバーするためです。
もちろん程度の問題はありますが、焼き色のつきにくい食材に焼き色を付けたい場合には、はちみつを使うことで加熱時間や加熱温度を変えなくても焼き色を付けることができるのです。
はちみつとレモンの組み合わせや栄養価については、こちらの記事を参考にしてください。
まとめ
いかがでしたか?
「鶏もも肉とはちみつレモンソース」の作り方を紹介しました。
はちみつは料理に深い甘味を加えるだけでなく、いろいろな効果があります。
スイーツやドリンクだけではなく、お肉料理にも上手に役立ててみてください。