- はちみつはビタミンとミネラルが豊富に含まれている
- ブドウ糖、アミノ酸も含まれているため、疲れたときのエネルギー補給や疲労回復に効果がある
- 寝る1時間前に食べるのが最もおすすめ
今日ははちみつの栄養成分についてお話します。
目次
はちみつの栄養成分
はちみつに含まれる主な栄養成分を以下にまとめました。
はちみつの栄養成分(100gあたり)
| 食品成分 | 値 | 単位 | |
|---|---|---|---|
| エネルギー | 303 | kcal | |
| 水分 | 17.6 | g | |
| たんぱく質 | 0.3 | g | |
| 脂質 | Tr | g | |
| 炭水化物 | 81.9 | g | |
| 灰分 | 0.1 | g | |
| 無機質 | ナトリウム | 2 | mg |
| カリウム | 65 | mg | |
| カルシウム | 4 | mg | |
| マグネシウム | 2 | mg | |
| リン | 5 | mg | |
| 鉄 | 0.2 | mg | |
| 亜鉛 | 0.1 | mg | |
| 銅 | 0.04 | mg | |
| マンガン | 0.21 | mg | |
| ヨウ素 | Tr | μg | |
| クロム | 1 | μg | |
| ビタミン | βーカロテン | 1 | μg |
| βークリプトキサンチン | Tr | μg | |
| βーカロテン当量 | 1 | μg | |
| ビタミンD | ‘(0) | μg | |
| ビタミンB1 | Tr | mg | |
| ビタミンB2 | 0.01 | mg | |
| ナイアシン | 0.3 | mg | |
| ナイアシン当量 | ‘(0.4) | mg | |
| ビタミンB6 | 0.02 | mg | |
| ビタミンB12 | 0 | μg | |
| 葉酸 | 7 | μg | |
| パントテン酸 | 0.12 | mg | |
| ビオチン | 0.4 | μg | |
| ビタミンC | 0 | mg | |
| アミノ酸 | イソロイシン | ‘(7.4) | mg |
| ロイシン | ‘(9.3) | mg | |
| リシン | ‘(7.4) | mg | |
| メチオニン | ‘(0.9) | mg | |
| シスチン | ‘(2.8) | mg | |
| フェニルアラニン | ‘(10) | mg | |
| チロシン | ‘(7.4) | mg | |
| トレオニン | ‘(3.7) | mg | |
| トリプトファン | ‘(3.7) | mg | |
| バリン | ‘(8.4) | mg | |
| ヒスチジン | ‘(0.9) | mg | |
| アルギニン | ‘(4.6) | mg | |
| アラニン | ‘(5.6) | mg | |
| アスパラギン酸 | ‘(25) | mg | |
| グルタミン酸 | ‘(17) | mg | |
| グリシン | ‘(6.5) | mg | |
| プロリン | ‘(84) | mg | |
| セリン | ‘(5.6) | mg | |
| アミノ酸合計 | ‘(210) | mg | |
| 炭水化物 | ぶどう糖 | 33.2 | g |
| 果糖 | 39.7 | g | |
| しょ糖 | 0.3 | g | |
| 麦芽糖 | 1.5 | g | |
| 利用可能炭水化物計 | 75.2 | g | |
| グルコン酸 | 0.3 | g | |
(引用:文部科学省 食品成分データベース)
ぶどう糖と果糖が多い
ぶどう糖と果糖は単糖類(たんとうるい)と呼ばれ、構造がシンプルでこれ以上分解されることがなく、体内に入ると短時間で吸収されます。
つまり、胃腸に負担がなく、すぐに吸収されるのでエネルギー効率が良いのです。
このため、はちみつは病気で体が弱っていても食べられます。
また、疲れた時や運動中のエネルギー補給にも優れています。
ビタミンやミネラルが豊富に含まれている
はちみつにはビタミン(ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、葉酸、ナイアシン、パテトン酸、ピオチンなど)やミネラル(ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、リン、鉄、亜鉛、、銅、マンガンなど)が豊富です。
なお、はちみつに含まれるビタミンは活性型であり、少量の摂取で効果が見込める、良質なビタミンです。
ただし、加熱したり脱臭脱色するとほとんどのビタミンは失われてしまいます。
はちみつは単なる糖類ではなく、これらの栄養素を含んだ素晴らしい食品なのです。
アミノ酸も豊富
はちみつには人間の体内では作れないアミノ酸も豊富に含まれています。
アミノ酸とはタンパク質の材料になり、人間の体を作るために必要な栄養素です。
タンパク質というとお肉をイメージする場合が多いかも知れませんが、はちみつにもタンパク質を作り上げるアミノ酸がたっぷり含まれているんです。
はちみつを食べる習慣をつけましょう
はちみつはにはたくさんの栄養が含まれることがわかりました。
健康を維持するために、毎日適量のはちみつを摂取することをおすすめします。
そこで摂取する際に気をつける点をご紹介します。
加熱はNG
はちみつにはビタミンや酵素など、熱に弱いものも含まれています。
そのため、加熱しているものに入れると栄養が損なわれてしまうので、冷めたものに入れるなどしましょう。
金属類は使用しない
はちみつは金属類に触れさせないように注意してください。
金属に触れてしまうと変質してしまうので、木製のスプーンやハニーディッパーを使用しましょう。
寝る前の1時間が大事
はちみつは寝る前に摂取すると、とても効果を発揮します。
はちみつには睡眠中に出る成長ホルモンの分泌を促進する効果があります。
まとめ
はちみつはただの甘い食べ物ではありません。
はちみつには優れたエネルギー効率をもつ単糖類やビタミン、ミネラル、人間の体を作るために必要不可欠なアミノ酸など、たくさんの栄養が含まれています。
はちみつがスーパーフードと呼ばれる理由はここにあります。
毎日ひとさじの生はちみつを食べて体に良質な栄養を摂りましょう。
はちみつの食べ過ぎは逆効果なので適量の摂取にしましょう。






















