- はちみつには皮膚に対する保湿、修復、ピーリング効果がある
- はちみつとラップを使って簡単に唇パックができる
- 週に1回程度で、異常を感じた場合はすぐにやめましょう
美容品に「はちみつ」を取り入れてセルフケアをしている人が増えています。
はちみつをシャンプーに混ぜてヘアケアしたり、洗顔泡に混ぜてフェイスケアしたりと、様々な美容と相性が良いことがわかっています。
今日はそんなはちみつを唇に使って、乾燥やひび割れを防ぐ方法をご紹介します。
目次
はちみつを唇に塗って乾燥を防ぐ
はちみつには豊富な栄養が含まれており、様々な効果・効能を持っています。
以下にはちみつに含まれる代表的な栄養成分を見ていきましょう。
ビタミンやミネラルが豊富
はちみつにはビタミン(ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、葉酸、ナイアシン、パテトン酸、ピオチンなど)やミネラル(ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、リン、鉄、亜鉛、銅、マンガンなど)が豊富です。
なお、はちみつに含まれるビタミンは活性型であり、少量の摂取で効果が見込める、良質なビタミンです。
これらのビタミンにより、唇の乾燥やひび割れの防止、皮膚の再生促進、肌荒れの改善などの働きがあります。
また、ビタミンCの強い抗酸化作用により、活性酸素を除去して細胞の老化を抑制する働きもあります。
アミノ酸
人間の体内では作ることができないアミノ酸も豊富に含まれています。
アミノ酸はタンパク質の材料になり、人間の体を作るために必要な栄養素です。
タンパク質というとお肉をイメージする場合が多いかも知れませんが、はちみつにもタンパク質を作り上げるアミノ酸がたっぷり含まれているんです。
グルコン酸
はちみつには殺菌・抗菌作用があります。
それはグルコン酸が含まれていることによるためです。
グルコン酸の殺菌効果により、雑菌の繁殖を防いだり、乾燥を予防したりする働きがあります。
これらの栄養素により、乾燥・ひび割れした唇を「保湿」「修復」「ピーリング」する効能があるとされています。
はちみつによる唇ケア方法
ここからははちみつを使った簡単唇ケアの方法をご紹介します。
自宅にあるもので簡単に、短時間でできるセルフケアです。
はちみつパック
用意するもの
- はちみつ
- ラップ
手順
- はちみつを唇全体に塗って、唇を覆うようにラップを付ける
- そのまま5~10分ほど経ったらラップを外す
- ラップを外して余分なはちみつをコットンで軽く拭き取る、またはぬるま湯で洗い流す
はちみつワセリンパック
用意するもの
- はちみつ
- ワセリン
- ラップ
手順
- はちみつとワセリンを1:1の割合で混ぜる
- ①を唇に塗り、ラップで唇を覆うようにつける
- 5~10分ほど経ったらラップを外す
- ラップを外してコットンで軽く拭き取る
- 仕上げにワセリンを唇に少量塗る
注意点
- はちみつの効果を最大限活用するためには国産の無添加はちみつがおすすめ
- ラップで覆う時間は長くしない
- 唇に刺激を感じたり傷がもともとある場合は控える ※はちみつの糖分が菌を繁殖させる恐れがあります。
- 唇に塗る際は、「塗り込む」のではなく「乗せる」ように
- 週に1回程度で行う(入浴後などの血行が良いタイミングがおすすめ)
まとめ
いかがでしたか?
今日ははちみつで唇の乾燥を予防するお話をしました。
ご自宅でも簡単にできるので、是非試してみてください。
また、はちみつのアレルギーをお持ちの方は、お試し前に必ず主治医へ確認しましょう。