- はちみつを摂取しすぎなければ問題ありません
- 食べ過ぎは肝臓にも良くないので適量の摂取を心がけましょう
- 糖尿病は生活習慣が原因であることが多いので生活習慣の見直しをしましょう
甘いものを摂取しすぎると、糖尿病のリスクが高まります。
はちみつは甘いので、食べ過ぎると糖尿病になってしまうのではないかと心配な方もいると思います。
目次
糖尿病になる原因と仕組み
糖尿病には大きく2種類があります。
一つは若いうちから発症するものですが、ウイルス感染が原因によるものがほとんどです。
もう一方の種類が一般的には糖尿病として広く認知されています。
それも、生活習慣が原因で糖尿病になるからです。
運動不足、ストレス、食べ過ぎ、遺伝などが原因で糖尿病になるリスクが高まります。
血糖値が高くなると、身体が正常に戻そうとしてインスリンというホルモンを分泌します。
しかし、血糖値が高い状態が続き、インスリンを分泌できなくなったり、効果を発揮できなくなってきます。
その状態が糖尿病です。
糖尿病の症状
糖尿病になると以下のような症状が出てきます。
- 喉が渇く
- おしっこの量が増える
- 体重が落ちる
- 身体がだるくなる
糖尿病になると糖の異常代謝の状態が続くため、身体のエネルギーが不足します。
そのため、身体の機能が全体的に落ち込み、疲労感が続いたり体重が落ちたりします。
糖尿病にはちみつはどうなの?
はちみつは天然の甘味料と言われており、成分量のうち約70%以上が糖分でできています。
また、吸収が早い糖質としても知られています。
結論から言うと、摂取する種類と食べ過ぎなければ問題はありません。
はちみつの種類の中でも果糖が多めに含まれるはちみつは、血糖値が上昇しにくいことがわかっています。
また、はちみつは吸収されてからエネルギーに変換されやすいです。
しかし、過剰摂取は消化しきれない糖質が増え、糖尿病のリスクが高まってしまいます。
適度な量を食べるようにしましょう。
はちみつの食べ過ぎは肝臓に良くない
はちみつに含まれる糖類はブドウ糖と果糖です。
これらの糖類は消化する際、腸に負担をかけず、吸収が早いため、エネルギーに変わる効率が良いとされています。
そのため、ダイエット中などに甘いお菓子を食べるより、はちみつを摂取するほうが効率良くエネルギーに変えることができるのです。
しかし、糖の中でも果糖については、摂取しすぎると体内に蓄積される脂肪に変わり、同時に肝臓の炎症を促す恐れがあると言われています。
果糖が体に吸収されやすいが故に、摂取のし過ぎは体に有毒なものとなってしまうため注意しましょう。
まとめ
いかがでしたか?
糖尿病でも過剰摂取しなければ、はちみつは食べても良いことがわかりました。
はちみつには豊富な栄養が多く、血糖値の上昇を抑える働きもあるので、普段から適量を摂取し、病気の予防につなげましょう。