- 加熱することによってはちみつの栄養素が破壊されてしまう
- 無添加はちみつと書かれていても加熱されているものはある
- 本物のはちみつが欲しいときは「非加熱はちみつ」を選ぶこと
はちみつを加熱するとどうなるのでしょうか。
ちなみにここで言う加熱とは40度以上で温めることを指します。
簡単に言うと以下のようになります。
目次
はちみつが本来もつ大事な栄養素が壊れてしまう
はちみつを加熱すると、本来の栄養素が壊れてしまいます。
ミツバチ達は採蜜した蜜を約38度の熱風で水分を飛ばします。
はちみつに含まれる水分量が22%になるまで羽の羽ばたきで水分をとばすのです。
これ以上の温度を加えると、はちみつの組成が破壊されてしまいます。
はちみつに含まれるビタミンや酵素などの栄養素は熱に弱く、加熱によってその成分が破壊されてしまいます。
はちみつには人間の体に良い成分がたくさん含まれていますが、加熱してしまうとそれはただの甘味料になってしまいます。
はちみつがさらさらになる
はちみつは、加熱するとさらさらになります。
はちみつの生産者にとっては非常に都合が良い状態です。
もう少し詳しく説明しましょう。
採蜜したはちみつはゴミなどの不純物を取り除くためにフィルターでろ過します。
その際、はちみつを加熱すればさらさらになるので、ろ過するスピードが一気に上がり、作業効率が良くなります。
逆に言えば、非加熱のはちみつはろ過するのに時間がかかり、作業効率が悪くなるのです。
作業効率を良くするためにはちみつを加熱すると、大事な栄養素が破壊されてしまうことになるのです。
加熱していないはちみつが本物
はちみつは加熱してしまうと風味が飛んでしまいます。
食べてみれば分かりますが、加熱したはちみつ独特の苦味を喉の奥で感じます。
本物のはちみつは熱を加えていないものです。
はちみつを別の食材とともに食べる際も、ある程度冷めた状態で加えることで、はちみつの栄養をムダにすること無く摂取することができます。
まとめ
はちみつを加熱するとはちみつの生産効率が上がる一方、大事な栄養成分が壊れてしまいます。
ただし、加熱したとしても純粋はちみつ、無添加はちみつなどと名前をつけて販売できてしまうので注意が必要です。
はちみつ本来の栄養素を享受するためには非加熱はちみつを選びましょう。
江戸蜂蜜は国産の非加熱はちみつのみを取り扱っています。
ぜひお買い求めください。